ひとりでいる時間の自由感は30分が限度

妊娠してからこっち、1年3ヶ月くらい美容院に行っていなかったので、髪はのび放題。いい加減まとめるのも大変な長さになってきたので、息子を夫にあずけて髪を切りに出かけた。

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たとえば週末とか、夫が家にいる間に、ひとりで近所の薬局に足りないものをサッと買いに行く程度の外出は何度かあったのだけど。その、たった30分とかの外出が、かなりのリフレッシュになると気付いた。普段、外出の際は100%息子と一緒にいるから、そのギャップなのか。ぎゅっとしまわれていた翼が、ギギギ…と音を立てて広がっていく感じが、すごい開放感!なのである。あー、私、いま、ひとりなんだ!という不思議な感覚。
なのだけど、美容院に行って帰るまでの約2時間は、ちと私には長すぎた。1時間を過ぎたあたりから、大丈夫かな、泣いてないか、ぐずってないか、夫はちゃんと見てくれているかなど、不安がどんどこつのってきて。行きは、帰りがけに買い物でもしちゃおっかなーなんて思っていたはずが、一刻も早く帰らねば!と、ものすごい早足で帰路についた。もしかしたら小走ってたかもしれない。
部屋に戻ったら、夫が疲れ果てた顔で息子をあやしていた。あー、こっちも2時間は長かったようね。私が出かけてから、息子は、寝てもすぐ起きてぐずるを繰り返し、夫はずっと抱っこしたりあやしたりだったらしく。「これに毎日付き合ってるだなんて、すごいありがとうだよ」と夫に言われた。
本当、子育ては楽じゃない。素晴らしいことではあるけれど、精神的にも体力的にも、ものすごい自己犠牲の元に成り立ってる。もちろん、それは“幸せ”がベースにあるけれど、時には辛いときもある。そんなとき、夫が支えてくれると本当に助かるのだ。
自分からひとりになりたい!と切望することはないけれど、ふと一人になった瞬間に、「おっほー!」という自由を感じるぐらい(30分程度)が、いまの私にはちょうどいいのかも。とか言いながらも、そのうち子どもを置いてあっけらかんと旅行に出かけるようになったりするんだろうか。それはそれで寂しいなあ。


あと、最近の問題は、夫が通信するゲームにはまっていることかな。やるなとは言わないけれど、度合いの問題。まあ、それはまた別の話。