100日経ちました。いわしでお喰い初め。

生後100日に、一生食べ物に困らないようにとやる儀式「お喰い初め」。我が家はしゃっちょこばらずに簡単に済ませた。私たちにはそもそも宗教もないし、昔ながらの習わしみたいなものもあんま興味がないから、「やらない」という選択肢もあるのだけれど、写真にも残るし、のちに思い出話にもなるので、こういうのもたまにはいいかもなーと。
鯛のお頭と一汁三菜、たぶんお赤飯とかを祝い膳でいただくんだと思うのだけれど、お膳は一度しか使わないし、高いので、買わないことに。メニューは、まずお赤飯はもち米だから母乳に良くないので却下、鯛のお頭つきはスーパーに行ったら売ってなかったのでいわしの塩焼き(頭つき)を購入、その場で夫が食べたいと言ったふろふき大根、冷凍保存してあったほうれん草のおひたし、漬物、みそ汁。お頭つきの魚と一汁三菜は守ってるからいいよね!いいよね!と、夫に無理やり頷かせた。貧乏くさいメニューとか言うな。日本人らしくていいじゃないか。ちなみに、このメニューの中で一番高価なのは漬物*1である。
で、どうせ息子は食べない(当然食べさせる真似事)のだけど、ご飯だけ別に盛り、おかずは私のお皿から少量ずつ取り分けて、夫が食べさせる真似係をやってくれた。もうちょっときちんと配膳をしてあげればよかったかなーと少しだけ悔やんだ。

まあでも、こういうのはやたらお金をかけたりとか、物を揃えたりとか、そういう“形”じゃなくて、親である私たちに息子の幸せを願う気持ちがあればよいのだと思っている。夫も同じだと思うからオールオッケーですよね。

*1:京都のおいしい漬物屋さんからお取り寄せした