私の一言が誰かの人生を大幅に変える可能性がある

先日飲みの席で、ある友人男性に
「2年越しで片想いの女性に“チョコをくれ”とネタまじりにせがんだら、ネタでそっけなく返されて結局チョコはもらえなかった」
という話を聞き、「バカねー、直接せがむなんて!」と笑い飛ばしたら、
「コラ! 去年の今頃“好きな子にどうやったらチョコをもらえるか”と相談したら、“冗談めかして直接チョコちょうだ〜いって言えばいいんだよ”って お 前 が 言 っ た んだろが!」
と激怒されました。アッハー! すっかり忘れてた! よく考えたらそんなようなこと言ったかもしれないわ。よく覚えてたね! 私にとってはその場の勢いや直感で放った言葉でも、当の本人にとってはとても大切なことだったりするものねえ。まあ、相手の女性は一筋縄ではいかないタイプだし、そう簡単にはチョコをくれるわけがないとは思ってたけど…。一応「来年は…というか、そもそも来年は言わなくてもチョコもらえるぐらいに進展すべきなんだよ!」と自分を棚に上げて彼を説教して締めくくりました。本当いい加減ですみません。でも、応援はしてるんだ。本気で。

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また別口では、ちょっと性格に癖があってモテないのだけど「結婚したい」を連発している結婚願望多大な友人男性に、どう考えても新しい出会いがないっぽいので
「君は結婚相談所に登録すべきだ。金は余っているのだし、結婚したい輩がたくさん登録しているのだから両者のニーズは合致しやすいはず」
と会うたびに勧めていたら、ある時本当に登録してお見合いパーティーに出席しまくっていると聞いて驚いた。まあでもこれに関しては冗談ではなく本当に彼に合っていると思ったからで、登録も彼自身が決めたことでもあるし、罪悪感はない。実際たくさんの女性と知り合い、交流をしようと頑張っている様子なので、いつか彼の性格にぴったりくるセレブリティが見つかるといいなあと、これも本気で応援している。

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実際、そういう会話をしているその場では本当に“こうすればいいと思う”と直感するからそう言うし、その意見に自信満々なのだけど、こうして後日談を聞かされるとちょっと怖くなる。私のその場の意見が、彼らの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれないのだもの。あんま適当なことは言えないなー。「お前のせいで人生失敗したじゃないか…」って逆恨みされていつか刺されるかもしれない。逆に感謝されればいいけども。
でもねー、面白いからつい言っちゃうんだよね。